プロフィール
奈良県生まれ。
ジュリアード音楽院ディプロマ、ジュリアード音楽院学士号、ジュリアード音楽院修士号取得。
5歳より故 東儀祐二に師事。
高校卒業後渡米。ニューヨーク・ジュリアード音楽院でジョセフ・フックス、藤原浜雄に師事。
ヴィオラをジョセフ・フックス、リリアン・フックスに師事。
室内楽をウィリアム・リンサー、ハーヴィー・シャピロー、ジェンス・ナイガード、ロバート・マン、サミュエル・ローズを始めとするジュリアード弦楽四重奏団団員らに師事。
バロック奏法をマイケル・ホワイト、近現代音楽解釈をジョエル・サックスに師事。
学生時代から、ジェンス・ナイガード率いるジュピター・シンフォニーなどのオーケストラやニューヨークのジャズシーンなどでも活躍。
パルナッソス四重奏団を結成し、ニューヨークを中心に室内楽の演奏活動を行い、ロックバンド:ローリング・ストーンズらのクラブパーティーにも招聘される。MG4(マンハッタン・グラフィティ4)のレコーディングおよびツアーに参加。
1988年~1995年 ジュリアード音楽院にてジョセフ・フックス教授の助手に就任。
1988年 アルフレッド大学夏期室内楽講習講師、ホフ・ベテルソン音楽学校講師に就任。
1996年 ニューヨーク・カーネギー・ワイル・リサイタルホールにてリサイタル。南米コロンビア共和国カリ市シマール夏期音楽祭に招聘。
これまでに北米、南米、上海、東京、大阪、神戸など各地でリサイタルを開催。コロンビア共和国にてオーケストラのソリストとして招聘され、演奏ツアーや講習会を行う。
2008年~2011年 指揮者でライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の元コンサートマスター故 ゲルハルト・ボッセ氏に師事。
関西にてラ・ストラーダ弦楽アンサンブルを結成し、コンサートマスターを務める。NHK-FMリサイタルに出演。フォークグループ「紙ふうせん」の公演にストリングスで参加。
協奏曲を、ジュピター・シンフォニー(NY)、シマール音楽祭フェスティバルオーケストラ、大阪フィルハーモニー交響楽団・日本センチュリー交響楽団、奈良フィルハーモニー管弦楽団などと共演。
東京シティフィルハーモニック管弦楽団、大阪交響楽団、神戸市室内合奏団、関西フィルハーモニー管弦楽団、奈良フィルハーモニー管弦楽団などでゲストコンサートマスターを務める。
近年では、2009年10月5.7.8日神戸にてピアニスト:田尻洋一氏とベートーヴェン:ヴァイオリンソナタツィクルスを、2010年10月4.5.6日神戸にてピアニスト:右近恭子氏と言語圏による音楽の違いをテーマにした『民族の抒情詩/ラテン・スラヴ・ゲルマンの夕べ』など、レクチャー付きの企画リサイタルを積極的に展開している。
大阪府・大阪市後援の生涯学習教育「新いちょう大学校」にて音楽講座の主任講師を務める他、高槻現代劇場と共催で“お話と演奏による金関 環の愉快な音楽院”を開催し、クラシックや西洋音楽史、ヴァイオリンの魅力などを生演奏を交えながら分かりやすく面白く伝えている。
信念に基づく独自の演奏や人間の情緒に深く根ざした豊かな表現力、作品の持つリズムを大切に様々な演奏活動を展開し、特に、巨匠時代の名演を愛する音楽ファンから高い評価を得るとともに、乳幼児やクラシックを初めて聴く人にも非常に好評を博している。
★公式ホームページ http://tamakikanaseki.jimdo.com/